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成功しているwebマーケ、ナウル共和国Twitterの特徴3つ

こんにちは、ウェルテック編集部です。

今回は、Webマーケティングの成功事例として、ナウル共和国の施策についてまとめたいと思います。

みなさんはナウル共和国をご存知でしょうか?

おそらく初めて聞いた、という方も多くいるのではないでしょうか。

実は、そんなナウル共和国は、日本にある駐日大使館・観光局のアカウントの中でフォロワー獲得数がナンバー1なんです。

 

早速ですが、このナウル共和国が成功した事例の戦略を端的にいうと、

「地道にフォローバック」「たまにおもしろいことをつぶやく」

という点だと思います。

 

コツコツとやる、、というのは、一見当たり前のようにも思えますが、

webの世界、webコンテンツ制作ではかなり重要です。

では、詳細について述べていきます。

 

ナウル共和国とは

 

ナウル共和国は、人口は約1.3万人、オセアニアにある1周19キロの島国です。

日本からの直行便はないことからも、近くのオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアに比べ、あまり日本人に馴染みがある国ではありません。

バチカン、モナコに次いで世界でも3番目に小さい国であるこのナウル共和国がなぜ注目を集めることに成功したのか。

要因を探ります。

 

駐日大使館・観光局のTwitterアカウント・フォロワー数ランキング1位

2021年3月7日、ナウル共和国政府観光局がこのようなツイートをしています。

(2021年9月22日時点ではフォロワー26万人を突破)

驚くべきことに、名だたる大国を押さえ、駐日大使館・政府観光局の中でフォロワー数が1位になったというものです。

人口1.3万人の国が17万人以上のTwitterを獲得する事例は認知度の拡大という点でWebマーケティングの成功といえます。

果たして、この数字をもたらした要因はなんでしょうか。

 

ナウル共和国政府観光局のTwitter3つの特徴

⑴アカウントに必須の「軸」

情報を発信するためには軸を定める必要があります。この軸がぶれていると、統一感がなくなり、ユーザーに届きづらくなるからです。

ナウル共和国政府観光局は公的機関なのでわかりやすいと思いますが、「ナウルの魅力を発信する」ことが最重要ではないでしょうか。

ツイートを見てまず目にするのが、ビーチや夕日など、日本では味わえない非日常的な景色です。

地元特有の物産や、社会事情なども有益な情報です。これらを定期的に上げ続けているのがわかります。

また、中の人のキャラクター、発信する口調、健気な雰囲気も特徴的です。

 

⑵自分を知る(自虐)

ツイートをするにあたり、自分を客観的に捉えて発信する、というのも重要な要素です。

それが理解できていれば、自虐的なツイートも武器となるわけです。

例えば、以下のような、

ナウル共和国へ渡航した日本人観光客数5名と発表をしていたが、3名の可能性が高い、と謝罪しています(笑)

いや、別にいーよ!とツッコミを入れたくなるほどのツイートですが、

公的機関のアカウントのキャラクターや正直さが伝わる、ユーモアな発信ではないでしょうか。

この投稿はネットニュースにも取り上げられ、2.5万いいねを獲得しています。

ナウル共和国は人口が少ない島国であること、まだ日本での認知度が少ないこと、日本からの渡航者が少ないこと、などを自虐的なネタとして、

ユーモアを交えて発信しており、ユーザーの興味や共感を得ることに成功しています。

ある時はこんなツイートも

 

 

⑶継続した投稿

Twitterのフォロワーを増やすためには、「コツコツ継続して投稿する」ことが必須です。

どんな投稿でも継続して投稿し続けることは、webの世界、とりわけTwitterやYouTubeにとっては重要なのです。

伸びたツイート、反応がなかったツイートに一喜一憂せずに、コツコツ発信していくこと、

これが大前提となるわけですが、ナウル共和国のアカウントは、やはり毎日数ツイートの発信を継続しています。

毎日発信さえすればフォロワーが確実に増える、というわけではありませんが、

フォロワーが増えるアカウントの多くは、毎日数ツイートを発信しています。

 

おわりに

これらの施策ですが、この3つの特徴を押さえ自身のアカウントに置き換えれば、

発信力が上がるかもしれません。

そして、ナウル共和国のアカウントは、

「日本にある駐日大使館・観光局のアカウントの中でフォロワー獲得数がナンバー1」に。

このことはテレビのニュース、ネットニュースでも取り上げられることとなりました。

さらに、

「スタバはないけどスナバはある」という鳥取県知事のダジャレを引用ツイートしたことから、

鳥取県が反応し、鳥取県知事から「連合」の結成を呼びかけられるなど、

Twitterを活用したマーケティングの影響が拡大しています。

地道にフォローバックをし、自分を客観的に捉えたユニークな発信を継続することで、

影響力が増していった好例と言えるのではないでしょうか。

ナウル共和国は公式アカウントのハッシュタグでもある

#ナウルが名売る

まだまだ売れそうです。

 

参考記事:

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参考:

ナウル共和国政府観光局-Twitter

 

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