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企業SNSの運用はどうすべき?各SNSの特徴をざっくりまとめ

こんにちは、ウェルテック編集部です。

今回は、企業はSNSの運用をどのようにすべきか、

という点についてざっくりまとめていきます。

Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTokと、多様なSNSが存在しています。

同時に、その運用方法も会社や商品・ブランドによって多種多様。

では、企業はどのように運用すべきでしょうか。

結論は、自社及び自社商品、自社サービスの特徴とSNSの特徴を把握した上で、

目的に沿った適切な運用をする。ということになります。

 

SNSの運用はコンテンツの制作を含め、

一度始めたら更新し続ける必要があるため、

意外とリソースを必要としますし、あらゆるリスク(投稿ミス、炎上、アカウント乗っ取り)

も考慮しなければなりません。

そのため、今回はあくまでも一般的な部分についてのまとめになります。

それは、各SNSの運用はケースバイケースによるものが多くを占め、

確固たる正解はない、という点からです。

 

SNSの運用一つで、

大きな話題となる、いわゆるバズることに成功すると、

その情報拡散力は想像できないものにもなり得ます。

ちなみに、バズることが全ていい、というわけではありません。

例えば想定外の注文数になり在庫が不足することで機会損失を生み、

それが信用低下につながることもあります。

あくまでも、会社や商品に合った運用方法でその目的を達成させることが求められます。

そういった理由で、今回のSNSごとの特徴はあくまでも一般的な理解に留め、

それらをどのように運用するか、はケースバイケースで行う必要がある、

答えのないものになります。

 

Facebook 世界一の巨大SNS、ビジネス利用多

 

世界一のSNSです。

2020年6月のユニークユーザ数は27億人!

日本では約2600万人のアクティブユーザーです。

これは、2017年のピークから200万人減少しているもの、20代から40代は特に定番のSNSです。

利用者の多くは、昔の友人など関係が途切れた人や、仕事上でのゆるい関係の人と「再びつながるため」に利用。

そのため、ビジネスシーンでの利用も活発です。

企業アカウントは、Facebookページを作る必要があります。これは広告を使わないと伸びにくい、という点があげられますが、

AIを使った独自のテクノロジーにより、ユーザーの興味関心を詳細に把握しているため、ピンポイントのターゲティングが可能です。

 

instagram ザ・世界観 ストーリーズを使いこなせるか

 

約3300万アカウント。女性メインというイメージもあるかもしれませんが、

近年男女差はなくなってきています。

いわゆるビジュアルコミュニケーションと言われる媒体で、

いいクリエイションがあるか、量産できるか、といった世界観や統一感が重要視させる。

また、これは経験上の話ですが、ある程度更新していないと、フォロワーが多くいてもリーチしない傾向にあるため、

更新が重要です。

また、統一感から離れる画像や動画はストーリーズ機能をうまく活用できるかもポイントと言えます。

 

Twitter リアルタイムのスピード感と拡散による爆発力

 

約4500万アカウント。20代から40代がボリュームゾーン。

とにかくスピード感があり、拡散力があるという点と日本人が好きなSNSというのも特徴です。

なぜ日本人が好きか、、他のSNSとの違いは、

独特なコミュニティが醸成されている点(アニメ、ゲーム、エンジニア等)や匿名性があげられます。

バルス祭りといった、リアルタイムに同時に楽しめるといった点でしょうか。

そしてこちらも多く更新した方がいいSNSです。だいたい1日、3回から5回と言われています。

独自に、

イベントターゲティング、そのイベントにいるであろう人をターゲット

テレビターゲティング、そのテレビを見れいるであろう人をターゲット

という機能もあり、ターゲットを細分化できます。

こちらも更新性が必要で、ツイートが滞ると拡散力は落ちてしまいます。

有名人に絡むや、ユーザーと個別にやり取りするなどのコミュニケーションも活発です。

 

 

LINE 国内最大のメッセージインフラ

 

約8300万人アカウント

Facebookを遥かに凌ぐ圧倒的なユーザー数、日本で一番使われているSNSです。

このことから、50代60代が増えてきているようです。

企業アカウントとしての活用方法は、毎日メッセージを確認することから、

いわゆるメルマガのように活用すべき。という風潮です。

ちなみに、メッセージSNSは世界でも多くありますが、

LINE圏、Facebookメッセンジャー圏、Wechat圏、など、

各国で分かれているのも興味深い点です。

この辺り今後考察したいと思います。

 

TikTok 近年爆進中の中国発SNS

 

国内950万アカウント。世界では8億ユーザーを超え、近年最も勢力を伸ばしているSNSです。

自撮りと音楽を組み合わせたショートムービーがメインのコンテンツ。

こちらは、ユーザージェネレーティッドコンテンツ(UGC)といわれ、

ユーザーが生み出したコンテンツが重要とされています。

例えば、ユーザーが各々、何かの動きに合わせて踊ってみる、

あるユーザーがバズった動画ネタを誰かがパロディするなどで拡散されていきます。

そのため、企業としては、凄すぎて真似できないコンテンツや、

どこかウケる要素を持った、

ユーザーに真似してもらう、ネタにしてもらうコンテンツを投下していくこと有効です。

 

YouTube まだまだ盛り上がるテレビ→YouTube化

 

言わずと知れた最大の動画配信サービスですが、

活発に投下されるコメントでのコミュニケーションやそれを受けてのメンバーシップ、直近では投げ銭機能など、

コミュニティ化の動きも加速しているので、参考までに掲載します。

現在日本では約6700万人以上のユーザーがいるといわれております。

こちらは、ミームの使い方が重要とされます。

ミームとは、人から人へ真似されて拡散されていく様をいいます。

ネットの世界で言うと、少し前の、アイスバケツチャレンジ、ピコ太郎のPPAPなどがそれにあたり、

「ウケるからなんかちょっと真似したくなる」というのが動画メディアのヒット要因です。

テキスト情報が動画にリプレイスされ、YoutubeがWebサイト的な役割を担っていく、という業種業態・商品もありそうです。

動画メディアの中心はテレビからYouTubeへの流れはまだまだ加速しそうです。

同時に、コンテンツを動画で作る、という必要性は増していきます。

 

おわりに

活用すべきSNSはそのほかにもまだありますが、まずは一般的なものを掲載しました。

どのSNSを活用すべきかは「何をどんな目的のために」といった基準で判断が分かれます。

例えば、ブランドの世界観をさらに訴求する、のであればInstagram、

たまに行うイベントと同時にサービスを展開し集客に力を入れるならTwitter、などといった感じです。

 

ただ、運用時は基本的には「運用ポリシー」を定めた方が複数人で運用する際有効ですので、

簡単にでも内部用の運用ポリシーを定めることをオススメします。

口調が突然変わる、対応の仕方に一貫性がないなどはNGです、、

(しかし「逆に」運用ポリシーを一切定めず、担当者個人のセンスに一任する、

という戦略もあり、それで成功した事例もありますが。。)

この辺りがSNSの難しさですが、まずは運用しながら調整していく、

ユーザーの反応を見て方向性を変えていくというスタンスが重要です。

 

参考記事:

企業のSNS(Twitter)成功事例はこちら

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ソース
https://www.humblebunny.com/japans-top-social-media-networks/

https://blog.btrax.com/japan-social-media-usage-statistics/

https://linecorp.com/ja/ir/library/

https://s22.q4cdn.com/826641620/files/doc_financials/2020/q2/Q2-2020-Shareholder-Letter.pdf

https://business.instagram.com/

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