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Webサイト制作の発注で検討すべき項目一覧

 

こんにちは、ウェルテック編集部です。

Webサイト制作をするとき、あるいは発注をするときに押さえておくべき項目、

について述べたいと思います。

これは実際に弊社がヒアリングの際にお伺いする内容になります。

 

どのような形でもサイトを制作するときには必須の項目になりますので、

制作の際のご参考にしていただければと思います。

下記、目次ですが、項目が多く感じる方は、最初の「おまかせ」

をご確認いただければ完結です。

 

おまかせ

おまかせでの発注です。

Webサイトを作りたいけど、どのように作るか検討するリソースがない場合、

イメージを伝えていただき、その後、最低限のコンテンツをご用意いただければ、

予算の範囲内で構築します。

注意すべき点は、追加での修正、作業途中での仕様変更は別途費用となることです。

それでも、

  • まずは手早くシンプルなサイトを作りたい!
  • webについて検討するリソースがない!
  • スピード重視で作り、後で改善したい!

上記のような状況では最善の策といえます。

Webサイトが「ある」と「ない」ではあらゆる企業活動において大きな差があるといっても過言ではありませんので、

まずはおまかせでシンプルなサイトを作る、という手段は有効です。

 

続いて、サイト制作にあたり検討すべき項目について詳細を述べていきます。

 

現在の課題は何か

なぜWebサイトを作る必要があるのか。現在の課題を明確にしておくことで、

サイトのデザインや機能、発信方法などの選択肢をピックアップすることができます。

例えば、

  • Webサイトを新規で開設したい
  • スマホ未対応・デザインが古いなど既存のサイトをリニューアルしたい
  • 商品販売用のLPを作成したい
  • EC化させて売上を上げたい
  • 検索順位を上げたい

などが考えられます。

 

サイトを運用する目的

企業活動や事業によって大きく異なるのが、サイト運用の目的です。

シンプルに3パターンあると考えます。

 

  • 集客(ランディングページ・EC化などサイトで人を集めるのが目的。売上重視)
  • ブランディング(イメージアップ・採用など信用性重視する場合)
  • その他(業務改善・テストなど)

どういうサイトにしたいのか、

その目的によって、構築の方向性は大きく変わってきます。

 

ターゲットユーザー

メインのアクセスユーザーは誰なのか。

こちらもサイト制作の方向性に大きく影響を与えますので、

詳細をイメージしておく必要があります。

 

主要KPIの設定

Webサイトを構築することで、何をどれくらい達成したいのかという指標について検討します。

  • 商品の売上を50件増加させる
  • 資料請求を月に20件増加させる
  • 問い合わせを1日3件増加させる

など具体的な数値目標があるとよろしいかと思います。

 

スケジュール

希望する納期・サイトリリース日について決定しておく必要があります。

なるべく具体的な日程がいいですが、特に急ぎでない場合は、○月下旬ごろなど、

設定をし、制作側が対応できるかどうか調整をします。

コンテンツを準備していただく作業が発生することもありますので、余裕を持った納期をお願いします。

(シンプルなサイトで2週間〜など)

 

ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームは、サイトのレイアウトを定めた設計図のことです。

イメージを口頭でやりとりをすると各人によって捉え方や認識が違ってしまうことがあります。

そのため、イメージを見える化したのがワイヤーフレームです。

これは発注側と制作側の全員がイメージを合わせる際に有効です。

もちろん、ワイヤーフレームの作成にも作業工数がかかりますので、

制作イメージは「おまかせ」であったり、意識合わせができている場合には、

必ずしも準備することはありません。

ただし、各人の捉え方や認識はそれぞれ違うことがほとんどですので、

少しでも不安があれば、手書きでもいいので、準備するとよろしいかと思います。

 

サイトマップ

サイトマップは、Webサイトの全体を地図のように俯瞰して見ることができるページです。

サイトマップによってサイトの構成を整えることで、

  • ユーザーが見たいページを探しやすくなる
  • 検索エンジンが認識しやすくなる

という効果が得られます。

こちらも、どうしても必要なもの、というわけではありませんが、検索エンジンに表示されないと多くのアクセスは見込めませんので、

用意しておくとなおいいと思います。

 

コンテンツ

Webサイトには画像とテキストあるいは動画といったコンテンツが必須となります。

特に、代表メッセージや事業内容など主体的な言葉で伝えたい文章は、ご用意いただく必要があります。

その他、各ページに掲載するオリジナルの画像も、ご用意していただいた方がオリジナリティが出ると言えます。

少しのコストはかかりますが、制作側でのライティング、撮影、素材を探して掲載することも可能です。

 

デザイン・機能

色(メインカラー、サブカラー、差し色)、動き、フォントなど、

あらかじめ決定しておく必要があります。

色については、ロゴマークがあればロゴの色に合わせます。

ロゴマークがない場合は、作成する方がベターです。

 

サーバ、ドメイン

サーバの有無

ある場合、管理ID・PASSの情報を製作側が受け取ります。

ない場合、発注側・製作側どちらがどのプランを取得するかを決定します。

ドメインの有無

ある場合、管理ID・PASSの情報を製作側が受け取ります。

なければ、発注側、制作側どちらがどの文字列で取得するかを決定します。

 

運用について

サーバ、ドメイン・更新作業

サイトを発注側、制作側のどちらがリリースするか、またリリース後どちらが管理するかを決定します。

合わせて、「お知らせ」や「最新ニュース」など各種の更新すべきコンテンツをどちらが担当するかも決定しておく必要があります。

webにおいては、【更新性を持たせること】で、新規ユーザー・リピートユーザーの獲得に加え、検索エンジンからの評価も得ることができます。

 

SNSなど

以前の記事にも書きましたが、昨今はメディアミックス、つまりインターネット上での流入経路を多く持つことが重要です。

公式ホームページだけでなく、ユーザーに合わせてSNSを運用すれば、そこを起点にユーザーが流れてくることが可能になります。

Twitter、Facebook、Instagramなどの連携も検討すべきです。

 

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おわりに

Webサイトの制作で検討すべき項目で重要な点を述べました。

 

Webサイト制作の特徴は、発注側もある程度の作業が必要となる点です。

Web情報の7割は「テキスト」からなります。

そのため、予め掲載予定のテキストをご準備いただくとスムーズな制作になり、

納期前の確実な納品が可能になっていきます。

 

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また、納品・リリース後は、どのように運用していくか、どのような目標を達成していくか。

これらについての検討を続け、コンテンツを更新していくことが求められます。

完全な「終わり」がなく変化し続けるのもWebの大きな特徴です。

 

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