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検索順位を上げるには?SEOで確認すべき5つのポイント

 

こんにちは、ウェルテック編集部です。

今回は。検索順位を上げるために、確認すべき5つのポイントについて解説したいと思います。

SEOとは(Search Engine Optimization)の略で、検索エンジン最適化という意味です。

自社サイトを検索エンジンの上位に表示させることができれば、サイトへのアクセスが大きく上がっていきます。

 

⑴まずはGoogleの考え方を理解する

2021年の検索エンジン利用率はGoogleが約70%、次いで、Yahoo、百度(バイドゥ)となります。

このことからもまずは、シェアトップのGoogleについて検討すべきです。

 

Googleの検索順位をあげるためには、Googleが出している「評価基準」について理解する必要があります。

Googleから評価されると、検索順位は上位に表示される、というわけです。

中でも重要とされているのがE-A-Tです。

E-A-Tとは、

 

Expertize(専門性)

そのサイトは、何を発信しているサイトなのか。何かに特化しているか、どういう専門性を持っているか。

例:

・日々の生活のあれこれを思いつきで発信するサイト(✖️ 特化していない)

・マットレス研究サイト(○ "マットレス"に特化している)

 

Authoritativeness(権威性)

そのサイトの内容が本当に正しいか。裏付けがあるか。

例:

・一般の人が語る医療情報(✖️ 本当に正しいのか判断しにくい)

・内科医が語る風邪の話(○ 現場の一次情報)

 

Trustworthiness(信頼性)

誰が発信しているか。発信する情報の元は何か、誰か。

例:

匿名の人が発信する政治的な発言(✖️ 整合性が取れているかなど確認できない)

市役所が発信する市政情報(○ 市についての情報は当然市役所が確実)

 

 

これらを満たすことを意識してサイトを構築する必要があります。

例にあげた日々のあれこれを思いつきで発信するサイトも、「今年で毎日更新20年目」など権威性が高まったり、

「発信者、〇〇市役所総務課」など信頼性が高まると、少し見てみたくなりませんか?

このGoogleの考え方の部分は、まだまだお伝えしたいところはありますが、

一つの記事で書き切れないので、ざっくり説明しています。

詳細を知りたい方は下記をが参照ください。

Google品質評価ガイドライン原文(英語)

 

 

⑵現状を確認する

今、自分のサイトがどれくらいアクセスされているか。どこからアクセスされているか、誰から、どうやって・・

ということを確認する必要があります。Webサイトを運用していれば、これらは全て把握することができます。

それには、下記の3つのツールがおすすめです。

 

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールはサイトの「検索エンジンの状況を把握する」のに必須の無料ツールです。

主な機能は、

  • サイトがどれだけ検索エンジンに表示されたか、クリックされたか、掲載順位の確認
  • サイト更新時にGoogleへ更新したことを伝える
  • エラーページや改善点の確認

これらができるようになります。

どのキーワードがよく表示されているか、ということがわかるので、

サイト内の調整や、ユーザーのニーズが一目瞭然となります。

 

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、「Webサイトに訪れたユーザー」を分析するのに有効な無料ツール。

主な機能は

  • リアルタイムのアクセス数を調べる
  • ユーザーのサイト内の行動を調べる
  • 検索エンジンから来たのか、SNSから来たのかなどの流入経路を確認する

などアクセスの状況を、どこからどんなデバイスで、どのページに何分滞在などを確認することができます。

 

※サーチコンソールとアナリティクスの違いは、

サーチコンソールが検索エンジンの状況を分析するツールなのに対し、

アナリティクスはページに訪れたユーザーの状況を分析するツールである、ということになります。

 

Rank Trucker  ランクトラッカー

サイト内のページがどの順位にあるか、というのを確認するために必須なのがランクトラッカーです。

主な機能は、

  • 自分のページのキーワードごとの順位を調べる
  • 設定した競合の順位を調べる
  • キーワードをカテゴリ分けしてスケジュールに合わせて測定

年間1万円程度の有料ではありますが、リリースした記事やページの順位を確認することで、

キーワードを調整し、改善していくことができます。

検索順位確認⇨調整⇨アクセスアップに役立てる、というサイクルを回すことができます。

 

 

⑶最低限やるべきこと

SSL化

SSL化は、送受信するデータを暗号化する通信手段です。

確認方法は、

「http://」部分に「https://」というように「s」がついていることです。

フィッシング詐欺やデータの不正入手など、インターネット空間での犯罪が増加している昨今、

サイトの通信を暗号化していない場合、Googleで「保護されていない通信」として警告され、

検索順位にも影響します。

 

ページ表示速度

ページの表示速度はSEOに大きな影響を与えるポイントの一つです。

サイト内に重い画像が大量にあったり、不要なスクリプトが多かったりすると、

ページの表示速度が遅く、いわゆる重いサイトとなってしまいます。

ページの読み込みに3秒以上かかると5%のユーザーが離脱するというデータがあります。

このことから、重いサイトは検索エンジンから評価が下がり順位に悪影響を与えます。

 

自分のサイトのページ表示速度はどれくらい?という方は、

Google PageSpeed insight

こちらで問題ないかが確認できます。

 

サイトマップ

サイトマップを整え、サーチコンソールに投下することができます。

自分のサイトはこういう構成になっていますよ、ということを検索エンジンに伝えることで、

検索エンジンがサイトを発見しやすくなります。

 

サイトマップって何?という方はこちらの記事内をご参照ください

Webサイト制作の発注で検討すべき項目一覧---サイトマップ

 

⑷基本的としてやること〜キーワードの調整

狙うキーワードは何かを明確にしていますか?

現状、どのキーワードでの流入が見込めるか、どのキーワードを狙うか、

ということを予め検討してからサイト内のコンテンツを作成していきましょう。

また、会社名での検索を増やしたい場合は、 Googleマイビジネスに登録することが有効です。

Googleマイビジネスに登録すると、Googleが会社や店舗を認識し、上位表示されやすくなります。

 

キーワードが確定したら、キーワードにあったターゲットの検索意図やニーズ、解決したいことは何か、

という点をさらに深めることが必要です。

 

⑸やるといいこと

リンク(被リンク・内部リンク)

他者のサイトに自分のサイトのリンクがついてる「被リンク」が多いと検索エンジンの評価が高くなります。

もちろん、被リンクが掲載されているサイトの質が高いことが重要です。

信頼のおけるサイトと多くつながることができれば、検索エンジンからの評価が高くなります。

また、内部リンクの設定も一つのポイントです。

サイトを読み進める中で、関連するページリンクを設置しておくと、

ユーザーに便利ですし、サイト内を回遊しやすくなります。

 

更新性

間接的にはなりますがWebサイトを動かすこと、これも一つのポイントとなります。

数年前に作ったページを前述のユーザーに合わせて書き直すリライトをしていくことで、

ページがバージョンアップし、検索エンジンから再評価されます。

サイトに更新性を持たせ、よりユーザーに合わせたページにしていくことが重要です。

 

タグ

サイトの内部施策として、キーワードにあったタグの選定をします。

タグは「title」「meta」「h」タグがありますが、これらをターゲットユーザーの検索キーワードに合わせて調整します。

このことで、ターゲットユーザーと検索エンジンの双方にキーワードを伝えていきます。

 

SNS

サイト固有のキーワード(商品名・会社名など)があれば、SNSのハッシュタグを使って投稿していくことも有効です。

検索時に、TwitterのハッシュタグやInstagramのハッシュタグを見かけたことはありませんか?

一度、SNSを介す形にはなりますが、Aという商品名を検索した時に、「#A -Twitter」というように表示されますので、

検索エンジンに表示させていくことができます。

 

その他、SNSの施策は様々あります。WebサイトだけでなくあらゆるSNSなどの媒体を運用し、

チャネルを増やしていくことが重要です。

 

SNSの運用についての詳細や成功事例はこちらの記事を参照ください。

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おわりに

ここまで検索順位をあげるポイントについて述べてきましたが、

「絶対的に検索順位が上がる確実な方法」というのは公表されていません。

つまり、100%結果が出せるSEOコンサル!というのは怪しい・・ということになりますね。

 

ただ、検索エンジンを提供しているのはGoogleですので、

Googleが何を求めているか、という視点で考えれば大きく間違うことはありません。

例えば、検索エンジンで調べて出てきたサイトが嘘だらけであったり、

求めている課題が何も解決しなかったら、ユーザーはその後検索エンジンすら開かなくなってしまいます。

そうすれば、多くのユーザーに広告をクリックして欲しいGoogleにとってはマイナスですよね。

そのため、Googleの品質評価基準をある程度理解した上で、

検索エンジンを利用するユーザーが何を求めているか、という視点でWebサイト及び記事ページを作り込んでいく必要があります。

品質評価基準とは別に、「Googleが掲げる10の事実」というものがあります。

(興味のある方はこちらも一読ください。)

その1番目に書かれているのが

「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」

という点です。

このことからも、

ユーザーをどれだけ満足させられるか、

ユーザーは何を求めているか、

ということにフォーカスしサイトを作成すべきだとわかります。

これらを意識した上で、自分のサイトに訪れるユーザーの目線で構築していくと、

結果として、検索順位にも反映されていく、というわけです。

 

 

 

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