こんにちは、ウェルテック編集部です。
今回は、フリーランスで働く人が会社設立・法人化をさせていくための方法について述べていきます。
フリーランスにとって、法人化は仕事の安定性を高めるために必要なステップ。
しかし、多くの人々は、法人化に必要な手続きの煩雑さや費用などの問題で、手続きを後回しにしてしまうことがあります。
そこで、
・会社を設立したいけど、どこに頼めばいいかよくわからない
・とにかくコストをかけずに法人化したい
という方のため、コストをかけずに自分で法人化できる方法について解説します。
まずは、手順と結論
会社の設立には下記のステップがあります。
結論としては、
これらのステップをオンラインサービスを活用しながら順番にクリアする
ということです。
1会社の基本事項(何をやる会社か)を決定する
まずは何の会社なのかを定義します。
フリーランスの方であれば今までやっている仕事について記載します。
今後メインになっていきそうな業務などがあれば記載してもOKです。
2会社の印鑑を作成する(実印・銀行印・角印)
会社の印鑑セットは主に実印・銀行印・角印の3つです。
下記のオンラインサイトなどで社名をデザインし、割安で購入できます。
3定款を作成し定款認証を受ける
定款を作成します。
こちらの法務局のホームページを参考に作成していきます。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/COMMERCE_11-1.html
4資本金を払い込む
代表の個人口座を用意し、資本金を振り込みます。
振込証明書を作成、通帳コピーと払込証明をプリントアウトします。
資本金の決め方は運転資金の3ヶ月分など色々あり、
後で増資することができますが、その際には印紙代が必要となります。
5設立登記申請書類を作成し法務局に届ける
株式会社設立登記申請書を法務局からダウンロードし、
こちらに沿って必要事項を記入、
印紙を用意し提出します。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001331002.pdf
こちらで申請までが完了です。
1週間から2週間程度で登記が完了すると、
会社の登記簿謄本が入手できます。
その後、会社の銀行口座を開設したり、
法人名義での手続きが進めることができます。
法人向けの口座開設はこちらなどで可能です。
法人化のメリットは?
法人化とは、個人事業主やフリーランスが自分自身を企業として法律的に認める手続きです。
法人化することで、自分自身を個人事業主としてではなく、会社として扱うことができます。
これにより、信用性が向上し仕事を受注しやすくなったり、
会社名義での手続きや契約を進めることができます。
なぜ自分自身で法人化する必要があるの?
法人化をする際は、司法書士、行政書士、税理士、社労士いった専門家に頼むことが一般的でした。
しかし、昨今さまざまなサービスが登場し、自分自身で法人化するハードルは年々下がってきていると言えます。
以下にその利点は、大幅なコスト削減が可能である点です。
フリーランスで活動していると、
大企業とは違い大幅な予算確保が難しいと言えますが、
これらサービスを活用することで、
低コストで自身の信用性を上げ、さまざまなチャンスを得る第一歩を踏み出すことができます。
また、会社設立は下記の会計サービスを活用することで、
決算や各種申告なども全て自分で完結することが可能です。
■クラウド会計ソフト「freee」
■クラウド会計・確定申告「マネーフォワード」
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