こんにちは、ウェルテック編集部です。
今回は、新しく商品開発をしたり、新商品を仕入れた後、
その商品をネットで販売するまでの流れについてを解説したいと思います。
- まだネットで商品を売ったことがない
- 新商品を開発したのでサイトを立ち上げたい
- メーカーだけどネットで顧客に直接販売したい
などという場合、どのような流れでネットで販売していくか、
ネットショップ開業の方法とコツについて述べていきます。
まずは結論
結論から言いますと、
サイトを開設しただけで売れる、ということはなかなかありません。
むしろネットショップ開業はネット販売施策のゴールではなくようやくスタートラインに立った、ということに過ぎませんので、
サイト開設後、誰にどう届けるか、ということを明確にし継続して発信する必要がある、ということになります。
それでは、具体的な方法について詳細を述べていきます。
1.商品の準備(開発・仕入れ)
まずは、ネットで販売する商品を準備します。
経験が少ない場合は、少ない在庫で始めるなど、スモールスタートをおすすめします。
参考記事:新商品を作ってみたいが、そもそもどうやるかがわからない、という場合はこちらをご参考ください
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許可が必要な商品は予め確認を
商品によっては自治体から許可を得る必要があります。
例えば、食品や中古品です。
食品をネットで販売する場合、食品衛生法に基づく営業許可、食品衛生責任者の資格が必要となります。
(食品の営業許可は都道府県に確認してください)
中古品を仕入れて販売する場合は、古物商の許可が必要です。
(商品や販売方法によっては不要な場合などさまざまなケースがあるので、警察署に確認をしてください)
2.Webサイトの開設
コンセプト設計
販売する商品が決まったら、Webサイトを構築します。その際に重要なのが、コンセプト設計になります。
ターゲットユーザー、サイトデザイン(メインカラー、フォント)、ライティングなどをどうするか。
想定するユーザーは何に関心を持つのか。サイトのコンセプトを設計していきます。
参考記事:さらに詳細を確認したい方はこちらをご参考ください
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3.素材集め(画像・テキストなど)
サイトに掲載する画像やテキストなどの素材を集めていきます。
商品のイメージにあった写真を撮影したり、キャッチコピーや商品説明文章を作成します。
多くの人は画像を参考にして商品を購入するので、できるだけ見栄えのいい写真を準備しましょう。
今ではスマホでも高画質の写真を撮影することが可能ですし、スタジオなどを借りなくても、ネットショップ用の撮影グッズは安く手に入ります。
例えば、こちらの撮影ボックスなどで、手軽に始めることが可能です。
機材などがない場合は参考にしてみてください。
4.販売方法を決める
サイトの制作と同時に検討しなければいけないのが、ネットでの販売方法です。
制作したサイトをEC化・ショッピングカートを設置するのか、
購入ページはプラットフォームに任せるのか。
どの方法が最適なのか、というのは販売する商品によっても変わってきます。
ショッピングカートサービスを利用する
ECサイトの運営支援サービスを利用する方法です。
サイトがあればそのページにシステムを追加する、という方法や、
サービス内でサイトを作ることもできるので、サーバなどの初期コストがかからないというメリットがあります。
受発注管理までできるサービスもありますが、集客は自分で行う必要があります。
例えば、
- BASE
- STORES
- shopify
などがあります。
モールに出店・出品する
既存のプラットフォームに出店する方法です。
上記のECサイト運営支援サービスと比較し、最も大きな違いは集客です。
プラットフォームへの集客力で掲載しておくだけで販売される、というケースもあります。
しかし、新商品の出品制限や新規で参加するために審査があるなど、気軽に参加できない場合もあります。
例えば、
- Amazon
- 楽天
- Yahooショッピング
などです。
専用システムを構築する
ゼロからネットショップを構築して自由にカスタマイズしたい、という場合は、Webサイト内に専用のシステムを構築していきます。
あるいは、WordPressで専用のプラグインを使い構築することも可能です。
自由度が上がる分、集客やセキュリティなど自らカバーしなければなりませんので、専門知識を持つ人が近くにいると安心です。
例えば、
- EC-CUBE
- Stripe
- WooCommerce
などで構築します。
5.配送方法
次いで、配送方法についてです。
商品の注文があったときどのように配送するか。
一般的に検討されるのが、ヤマト・日本郵政・佐川急便です。
地域やプランにあった配送方法を選択します。
また、注文があった商品を梱包して発送する人材が足りない・・という場合は、
安価で発送代行をする会社もありますので、負担のかからない方法を選択してください。
※デジタルコンテンツを販売する場合は、必要ありません
6.Webマーケティング
一通り、販売するまでが可能になったあとは、Webマーケティングの施策を検討する必要があります。
冒頭にも書いた通り、ネットショップを開設しただけで自動的に売れる、ということはほぼないと考えておいた方がいいでしょう。
そこで、ユーザーと関係を構築していくためには、ネット上での活動は欠かせません。
ネットで商品を販売するには、商品を届けたいユーザーにあったSNSを選択・運用したり、SEO対策をしていくこと、
そして、それらを続けていくことが何よりも重要になります。
具体的な方法については、以下の記事を参考にしてください
参考記事:
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おわりに
ネットで販売する大まかな流れについて述べてきました。
昨今、ネットでモノを売るハードルはどんどん下がっています。
そのため、ネットで販売することに抵抗を感じたり、自信がない方は、
まずは、メルカリで販売して実際にモノを売ってみることをおすすめします。
売れる流れやコツが掴めたら、あとはネット上で動くこと、つまりコンテンツを動かす、ということになります。
毎日コンテンツを投下することは意外と労力がかかりますが、
時間をかけて継続していくことで効果が現れ、一度効果が出るとその情報は大きく拡散されます。