Startup

【おすすめ】起業やスタートアップに役立つ本まとめ【15選】

 

こんにちは、ウェルテック編集部です。

今回は、起業やスタートアップに役立つおすすめの本をご紹介します。

  • 起業しようか悩んでいる
  • 実際に事業を立ち上げたけど壁にぶつかっている
  • スタートアップに必要な知識を知りたい

という方は、カテゴリーを分けて紹介していますので、

興味のある分野をピックアップしてみてください。

有名で基礎的な本ばかりなので、お手元に置いて何度も見返すといいと思います。

 

それでは、詳細になります。

 

スタートアップ・ベンチャー全般

スタートアップ、ベンチャー、新興企業について幅広く学びたいという場合は、下記の本がおすすめです。

未上場で時価総額100億円以上のユニコーン企業はどのようなものか。

最新のテクノロジーをどのように使っているか。

どのようなビジネスモデルがあるのか、

なぜスタートアップが重要なのか、ということについて学ぶことができます。

いずれも、スタートアップの特徴や起業家の実際をリアルに描いているものばかりです。

 

スタートアップとテクノロジーの世界地図

この本は、新しいスタートアップにはどのようなものがあるか、

テクノロジーの発展でどのようにビジネスモデルが変化しているのか、ということについて、

主にアメリカや中国のスタートアップをまとている本です。

テクノロジーといえば、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)、

あるいはBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)などを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、

次なるGAFA、BATにはどのような企業があるのか、

最新のテクノロジーやビジネスモデルを自分のビジネスに当てはめることはできるか・・

などに興味がある方はとても参考になる本だといえます。

 

STURT UP  優れた起業家は何を考え、どう行動したか

各スタートアップの事例をもとに、起業家が各フェーズでどのように判断したかについて述べられています。

アイデアの発見、仲間集め、プロダクトの開発といった、答えのない新たな挑戦の中で、

どのように行動すべきか、起業したい人の背中を押します。

実際に事業をしているがどうしようか悩んでいる、といった時に参考になります。

 

ZERO to ONE

PAYPAL創業メンバーであり投資家のピーター・ティール氏の起業講義録です。

日本が失われた〇〇年といったように経済が低迷する一方、

IT業界を牽引し爆発的な成長を遂げたシリコンバレーのエッセンスを学ぶことができます。

 

Yコンビネーター

Yコンビネーターはシリコンバレーを拠点とするアクセラレーター。

テックスタートアップの支援を行っており、AirbnbやDropboxといった今やメジャーとなったサービスを支援していた起業家たちの集まりの話です。

これらサービスがどのように発展したか、その考え方は?

といったリアルが描かれています。

 

HARD THINGS

ベンチャーキャピタリストのベン・ホロウィッツ氏が、自らの設立したIT会社を運営する上で直面した課題や困難、挑戦などを描いた

こちらもリアルな本です。ビジネスの成功に欠かせない要素は多岐に渡ります。自分の能力、資金調達、人事などの問題に対するヒントを与えてくれます。

 

イノベーションのジレンマ

こちらは新興技術の発展と既存巨大企業の衰退について解説した、イノベーションの王道と言っていい本です。

新しい技術や製品が、時として巨大な企業を衰退にまで追い込む様、「イノベーションのジレンマ」について説明されています。

ジャイアントキリングはどのようにして起きるのか。今は小さいけど巨大企業に立ち向かうにはどうすればいいのか。

今を輝く企業も昔は弱小企業の一つだったことを忘れてはいけません。

 

ビジネスモデル

ビジネスモデルを学びたい場合、下記の本がおすすめです。

優れた事業には優れたビジネスモデルが存在します。

自分がどのビジネスモデルに挑戦しようとしているか、自分のアイデアにはどのモデルが当てはまりそうか、

ということを深掘りするときにご覧ください。

サブスクリプション

月額いくら・・という形での取引形態であるサブスクリプションのビジネスモデル。このモデルで成功するための手法について説明されています。

自分の考えるサービスが月額サービスであれば一度は目を通した方がいい本です。

 

フリー

その名の通り、無料サービスの価値やビジネスモデルについて解説されています。

知らず知らずに利用しているタダのものは、実はあるサービスの販売戦略の一つであった、ということはよくある話です。

人は無料が大好きです。無料サービス、フリーミアムを採用しようと計画している方は、

その特徴や成功の秘訣について学べる必読書です。

 

シェア

こちらは文字通りシェアリングビジネスの可能性について解説しています。

モノを所有しない人が増えている昨今。モノは所有するのではなく、使うことが重要であるとの考えのもと、

物品、スキル、時間、場所・・あらゆるシェアリングビジネスについての可能性を知ることができます。

 


参考記事:

 

 

ファイナンス

事業を進める上で要と言えるのがファイナンスです。

起業家は営業やマーケティング、サービスやプロダクトに力を入れがちですが、

特にスタートアップにおけるファイナンスの知識は欠くことができません。

ファイナンスの全体像だけでも学ぶことで、計画的な事業運営が可能になります。

 

HOW FINANCE WORKS

こちらは企業ファイナンスにおける入門書と言えます。

金融がどのように機能し、金融市場がどのように経済に影響を与えるか、

ファイナンスの全体を俯瞰することができます。

 

コーポレートファイナンス入門

企業の財務戦略や投資、資本調達やリスク管理といったコーポレートファイナンスの入門書です。

本書は企業が財務戦略を行う上での基本的な概念や考え方について説明されていますので、

起業をしたい人、経営者は目を通しておくべき本だと言えます。

 

マーケティング

未知の分野や新たな市場を開拓するとき、マーケティングは不要だという論調もありますが、

基本的なことを頭に入れて行うのと、闇雲に事業を進めていくのでは、長期的に見た効率に大きく影響します。

マーケティングがデジタルをベースとしたものに移り変わっている昨今、

マーケティングの基礎だけでなくデータの考え方や捉え方も学習することが重要だと考えます。

 

データドリブン・マーケティング

データを活用したマーケティング戦略について解説したとても参考になる本です。

データを収集・分析してマーケティング戦略の意思決定に活用するためのフレームワークやツールなどについても解説されており、

これからのマーケティングには必ず必要な概念を学ぶことができますので必読の書と言えます。

 

ファクトフルネス

こちらは説明が不要なほどのベストセラー本です。

現代社会の間違った概念や先入観に対して、事実に基づいた視点を持つための方法を紹介しています。

世界を正しく理解するために必須の考え方を得ることができます。

 

D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略

webマーケティングとブランド戦略を学べる本です。

商品を直接顧客に届ける、D2C(Direct to Consumer)ビジネスモデルの重要性について解説されています。

卸会社を通さずに自社工場から直接顧客に製品やサービスを届けることが可能になった昨今、

そのことによる顧客情報の蓄積やデータ管理でさらなるサービス展開が可能となりました。

ビジネスの進化を実感することができます。

 

 

関連記事:おすすめのマーケティング本「シュガーマンのマーケティング30の法則」

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参考記事:Webマーケティングについてはこちち

 

テクノロジー

今や、Webの知識なしで新事業を進めることの方が困難であると言えるのではないでしょうか。

大企業から零細企業までがデジタルトランスフォーメーションに舵を切る中、

テクノロジーとは何かについて知らずに事業を進めることは大きなリスクだといえます。

プログラミングやコーディングはできなくとも、

Webがどのように動いているか、新しい技術は何があり、何ができるか、ということでも頭に入れておく必要があります。

 

Webを支える技術

本書は、web技術の基本的な知識や応用例について解説された本です。

web を担当することになった方は、webのそもそもの話を理解しておく必要があります。

HTTP、HTML、CSS、Javascriptといったサーバサイドの技術と、

Webアプリケーションの働きについて理解しておくことで、

「webを使って何ができるのか」、

という点を頭に入れてビジネスを検討することが必須です。

 

 

参考記事:デジタルスキルを身につけたいという人はこちらをご参考ください

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プレゼンテーション

スタートアップやベンチャー企業、さらには新規事業を進める際に、

プレゼンテーションは欠かせません。

投資家や社内の上司に、

なぜその事業をするのか

事業の意義やメリット

といったことを説明し説得しなければなりません。

特に、若い人起業家にとっては、資金力のある年配の投資家や意思決定権者を説得することが重要な任務の一つであるといえます。

そこで参考となるのが下記の記事にまとめてありますので、ご参考ください。

 

プレゼン資料はどう作る?デザインや作り方のコツがわかる本3選

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おわりに

スタートアップに関する書籍は多数ありますが、

今回紹介した本はどのジャンルも基礎的なものだと言えます。

手にして何度も読み返し、自分にすり込んでいくことをおすすめします。

そして、これら知識を詰め込みながらアクションプランを実行する、ということが何よりも重要です。

知識を持って実行しても、全てが教科書通りに進ことはあり得ませんが、

知識なしで進むよりも遥かに効率的であり目標達成の確率が上がることは言うまでもありません。

外部環境・内部環境の変化、競合や大手の動きなどあらゆるリスクについて行動しながら対策をする繰り返しになります。

今活躍する起業家は、想定外の出来事でさえも、なんとか乗り切る力で突破してきた人たちとも言えるのです。

 

スタートアップ、ベンチャー、新事業が成功したときのインパクトは、経済を支え多くの雇用を生み出すほどの影響力を持ちます。

日本は残念ながらベンチャーへの投資額がアメリカ中国と比較して圧倒的に少ないにもかかわらず、

少子高齢化の加速でリソースが割けないという不利な状況です。

一人でも多くの人がスタートアップ、ベンチャー、新事業に興味を持ち、

経済を支えるイノベーションの創出に注目が集まることを期待します。

 

 

 

参考記事:スタートアップや新事業の計画を作るときに検討するべき項目はこちら

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